親が貧乏、子どもの自分にできる事

体験談

母は専業主婦、父は不安定な土木の仕事

雨の日は仕事は休み、そしてちょっとでも体調が悪いと仕事を休む

機嫌が悪い時も仕事を休む

休めばもちろんその分の給料はなし

休む時は職場に母が「今日体調が悪いみたいで….」

と代わりに電話をさせるほどクズな父親

そんな生活をずっと続けているからもちろんお金はない

でもお金がないという事実は父は知らない、母はいつも家にお金がない事を父に知らせていない

言ってしまうと「何でお金がないんだ」と怒るからである、DVな父親です

暴力を振るわれたくないという理由でお金がないという事を隠し通しているのだ

そしていつものように母は僕に言ってくる

「お金を貸して」と…

断ればいいじゃないかと言われるけどそうもいかない

いつも決まって「今日中に払わないと電気が止めらる」などもう断ろうにも断れない状況でいつも言ってくるのだ

申し訳なさそうにいつも頼んでくるし貸さないと電気は止められるし結局いつも貸すことになってしまっている

ちなみに子どもの時の僕はもちろん稼ぐことなど出来ない

だから毎月の少ないお小遣い(無い時も多い)を貯金しているのだがそれを根こそぎ持って行かれる

「お小遣い」なんて形だけで結局使えない、嫌だと言っても僕が学校に行っている間に部屋を探されてお金を盗まれる

妹も同じだ、部屋の中財布とか探して盗られる

姉も弟も兄弟みんな被害者

本当にクソみたいな親だ

思い出しただけでも腹が立ってくる

そして何も知らない父親はタバコやら酒やら買ってこいやら偉そうに、食事が不味ければ出前を頼ませたり買いに行かせたり

その飯にもイチャモンつけてクレーム言わせたり

絵に描いたようなクズ親で涙が出る

だから僕は絶対にこんなクズみたいな人間にはなるまいと思った

だけど同時に僕の中で「子どもらしさ」のようなものは段々と無くなっていきました(自覚は無い)

なので周りからよく言われていたのが「年齢の割に落ち着いていますね」でした

騒いでも慌てても悲しくてもどうしようもないと色々と諦めていたのかもしれません

波風立てず静かに過ごしたい、まぁそんなところだったのかも

30代になっても未だに言われます

そして「お金がない」っていう連絡もまだきます

ずっとお金に囚われている感じです

自分が今裕福ならいざ知らず、全然そうじゃないから連絡が来たら鬱になりそうです

もし今昔の自分に言えるならとたまに考えます

貧乏は回避できない

だけどそこは諦めてちゃんと勉強しておくんだよとしか言えないかな

辛い期間は長いけど子どもに出来ることは勉強して将来の武器を磨く事ぐらい

勉強ができれば将来の選択肢が広がる

出来なければ選択肢は狭まる

いっぱい勉強しておけばよかったなぁ

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